17歳のエンディングノート

第五話は17歳のエンディングノートにしました。

アイアムサムで子役を演じたダコタ・ファニングが 、主演を演じたことで話題になった映画ですが、最近は若い女性の間でも、エンディングノートが流行りつつあるということで、この映画を取り上げてみました。

がんで、9ヶ月の余命告知を受けた17歳の少女、そんな中で彼女が考えたTODOリストは、若いが故の無謀な事ばかりとも言えることばかり、けしてよい子とは言えない行動の日々、運命を受け止めることなど簡単には出来ないそんな感情が沢山見て取れます。その死に向かって行く彼女の行動に困惑する 両親、そんな彼女が前向きに生きることを考え始めるきっかけとなる出会い。ラブストーリとも言い切れない、闘病記でもないでもなんとなく理解できるそんな若い生き方、これも終活なのだとそんな感じをうけました。

原題はNow is good と、エンディングノートは無縁なのですが、終活、エンディングノートブームにも乗ったようなタイトルが気になり出かけて見た映画でした。冒頭の混沌としたところは失敗をしたかなとも感じた私なりの感想ですが、その感情の変化にどんどん引き込まれてしまいました。

17歳のエンディングノート
2013
年日本公開 (2012年イギリス) オル・オパーカー脚本監督作品
追記
エンディングノートと言うタイトルが気になり、配給会社に問い合わせた時に、まさにエンディングノートと言う内容ではないというこたえをいただき、更に気になり足を運んだ映画でした。